「冷え性」は「冷え症」とも言います。東洋医学の立場で見れば、”症”だから病気の一つと認識している。冷え性は何らかの原因で血液の流れが悪くなり体の末端までうまくいかず、身体が冷えてなかなか眠れない、ひどい場合は朝まで足先が冷たいままの状態です。
冷えの場所は人によりますが、腰から下半身が冷えるタイプが一番多いとみられ、例えば、下腹部、腰、膝、ふくらはぎ、足元などがあります。又は、肘から指先まで、膝から足先まで冷える四肢タイプ、胃腸が冷える内臓タイプ、頭の頭頂部から背中まで冷える陽虚タイプなどいろいろな種類があります。
冷え性を放置すると睡眠の質が悪いだけではなく、脳の働きや胃腸の消化吸収能力の低下、筋肉痛、肩こり、怪我しやすい、運動能力の低下など、身体にいろいろな悪い影響が出てきます。